クズ所感

蟻以下が日々思うことをPDCAサイクりたかった。月2回程度。

利他感情を育てることについて

ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

友人と利他感情について話しているときに、
この年齢から、「正に利他感情を育てること」
は難しいのではないかと考えた。

「この会社が何かしてくれたわけじゃないけれど、
この場所にいさせてくれることに感謝しているし、
辞めるときには恩返ししてからにしたい」
この言葉が本心で出てくる友人と私の差は、
正に育ちの良さであった。

 死を考えるほど辛い時、親が支えてくれたと
感じた経験と突き放されたと感じた経験の差と
言うのは安直で、その事象に至るまでに自分の
親に対する向き合い方の結果が返ってきただけ
なのだろう。
 どうしてわがままに生きてきたのだろう、
私の脳が共感性を感じづらい構造なのだと
検査でもして分かれば納得ができるのか。
かと言って利他と向き合うことを辞める
わけにはいかない。

上の記事は、看護を目指す学生の中に見た
利他感情の話である。

空気を読むという表面ではなく、
もっと積極的に、その人の想いや苦しみを「感じ取る」
ことに努力してみる。
人に媚びる・媚びない、自分を出す・出さないよりも、
もっと本質的に、自分を人に役立てることを実行していく。
「まっすぐ人のことを考えて、
 人が少しでもよくなるように、
 自分のできることをしていけばいいのだ」
 今の自分にはただただやってみるという風
にしか捉えられず、ボランティアを検索して
は手軽なものがないなぁとページを閉じた
午前だった。

ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。